有田焼の絵付けを体験する各国の大使館職員ら=東京・麻布台の飯倉公館

 佐賀県と外務省は1日、首脳会談などに使われる東京都内の「飯倉公館」で、共催レセプションを開き、約140カ国の駐日大使らに佐賀の食と文化をPRした。有田焼の絵付け体験のほか、佐賀牛など県産食材を使った料理や県産酒を振る舞い、「ぜひ佐賀に来てください」と呼び掛けた。

 外務省が飯倉公館を活用して地方の魅力を海外に発信する地方創生の支援で、佐賀県は9例目。ホスト役の岸田文雄外相は母方の祖父が唐津市出身であることに触れ、「佐賀の焼き物やおいしい食を十二分に堪能し、世界に発信してください」とあいさつした。妻が佐賀出身の鈴木大地スポーツ庁長官も駆け付け、「佐賀で東京五輪の代表チームの合宿を」と訴えた。

 山口祥義知事は「佐賀県民は何かやろうという志を持っている」と強調し、来年の「明治維新150年」に合わせて開催する博覧会への来場を求めた。

 合わせて開いた佐賀の魅力発信セミナーでは、祐徳稲荷神社から宮司とみこが“出張”し、おみくじと絵馬体験に列ができていた。

 外務省の担当者は「過去に開催した自治体よりも佐賀は力が入っていて、魅力がうまく伝わっている」と感心していた。南アフリカ共和国大使館のスィテンベレ・ケレンベ参事官は「とても興味深い歴史と文化がある。ぜひ佐賀に行ってみたい」と関心を示した。

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