【ソウル共同】ジャーナリズムが世界平和に果たす役割を各国の記者らが話し合う「世界記者大会2017」が3日、ソウルで開かれた。「フェイクニュース(偽のニュース)」の拡散が問題化している現状について「正確な事実を伝えるメディアとして責任を果たそう」との意見が相次いだ。

 登壇したチェ・ウソク韓国記者協会副会長(朝鮮日報)はフェイクニュースへの対抗手段として、言論の自由があれば間違ったニュースを正せると事実を検証する重要性を強調した。

 チェ氏は米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に反発した中国が対抗措置を取っている問題も例に挙げ、自国と懸案を抱える外国のニュースを伝える際、批判的になることがあるかもしれないが「大事なのは感情的にならず、事実を伝えることに集中することだ」と訴えた。

 これに対し、中国国際放送のディレクターはメディアが伝えるべき事実を選択する際「感情的にならず、100パーセント客観的になれるだろうか」と反論した。

 大会は韓国の新聞や放送局でつくる韓国記者協会が主催。世界53カ国の報道機関に所属する記者ら約80人が参加した。

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