名古屋税関中部空港税関支署が押収した、金塊を隠していたタンクトップ=1日午後、愛知県常滑市

■「バイト感覚」で30キロ密輸

 約1億3千万円相当の金塊約30キロを服の下に隠して韓国から密輸したとして、愛知県警と名古屋税関は1日、関税法違反(無許可輸入)などの疑いで、同県岡崎市明大寺町、韓国籍の主婦李芳子容疑者(66)ら女5人を逮捕した。5人は「韓国に行くついでに小遣いももらえる。アルバイト感覚だった」との趣旨の供述をしているという。

 県警によると、5人を取りまとめていた李容疑者に密輸を持ち掛けたリーダー格の韓国籍の50代女が韓国に逃げているといい、県警は国際手配の手続きを進める方針。他に逮捕されたのは、李容疑者の娘で会社員金愛子容疑者(43)=同県蒲郡市形原町北森=ら韓国籍の女3人と、アルバイト石川直子容疑者(59)=岡崎市大西3丁目=。

 5人は運び屋とみられる。金塊の密輸について、県警によると、全員が2回以上したことがあると供述。名古屋税関によると、李容疑者は「約3年前から8回密輸した」と話しているという。

 逮捕容疑は昨年12月12日、タンクトップの内側に縫い付けたポケットなどに金塊を隠し、韓国・仁川空港から中部空港に密輸した疑い。李容疑者ら2人は、空港内のトイレで、リーダー格の女に金塊を渡したと説明しており、県警は調べを進める。

 名古屋税関によると、容疑者の1人が細身にもかかわらず、腹部がふっくらしていることなどを不審に思った税関職員が検査し、金塊を隠し持っているのを発見した。【共同】

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