作業員が見守る中、重機を使って林業体験をする生徒=佐賀市富士町

 高校生を対象にした「林業就業体験」が27日、佐賀市富士町であった。林業に関心を持つ高志館高校と北陵高校の生徒5人が参加。実際にチェーンソーや重機に挑戦し、林業の基礎を学んだ。

 生徒らはチェーンソーの持ち方や、作業中の注意点などの安全講習を受けた後、実習へ向かった。

 実習では、立木を伐倒する「ハーベスタ」や森林の作業道を造る「バックホー」など5種類の重機に乗り込んだ。富士大和森林組合の作業員が見守る中、切り落とした木材を運んだり、樹木の枝を落とす「枝打ち」などの作業に取り組んだ。また、チェーンソーを使った実習では、直径約30センチの丸太を輪切りにした。

 参加した高志館高校2年の三原楓さん(17)は「重機の操作は難しかったが、いい経験ができた。林業に興味を持つきっかけになった」と満足した様子だった。

 就業体験は市森林整備課が主催し、今年で3回目。2日間の日程で行われ、28日は佐賀農業高の生徒2人が参加した。人手不足の解消を目的に、林業の就業へつなげることが狙いで、10月には一般向けにも開催する予定。同課は「林業を実際に見て体験してもらうことが重要。就業につながるイベントになっている」と話す。

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