広島戦に先発した西武・十亀=メットライフドーム

 逆転勝ちの西武が連敗を4で止めた。0-2の四回に栗山の適時打などで同点。五回には源田と浅村の適時打で2点を勝ち越した。6回2失点と粘った十亀が2勝目。広島は7連勝でストップ。完投した岡田は四回の乱調が痛かった。【共同】

=ハイライト= 変化球巧み逆転呼

 チームの連敗を4で食い止め、6回を被安打5の2失点で白星を手にした西武の十亀は「点を取られた後に粘って投げられた」と笑顔で喜んだ。

 二回1死から四球を許し、続く松山に先制2ランを浴びた。連敗中はいずれも先発投手に黒星が付いていただけに嫌な雰囲気が漂ったが、自らの力で断ち切る。「シュートが良かったので切り替えた」と直球より約5キロ遅いシュート、110キロ台の緩いカーブを効果的に使い、三~五回は三者凡退。味方の攻撃に勢いをもたらし、五回の勝ち越しを呼び込んだ。

 直後の六回、1死から連打で一、三塁とピンチを招いたが、安部をシュートで、続くエルドレッドにはカーブを3度振らせて連続三振。「死に物狂いだった。最高の形になった」と拳を握った。

 開幕前から先発の柱として期待され「2桁は勝ちたい」と話してきたが、シーズン3分の1が過ぎてまだ2勝目(2敗)。「調子が良いだけに波に乗っていきたい」と力強く話した。【共同】

■気合入っていた

 辻監督(連敗ストップに)「十亀は気合が入っていたし、球の力もあっていい投球だった。(四回に)相手がチャンスをくれて、追い付けたのも大きい」

■連勝、7で止まる

 広島は岡田が完投したが、逆転負けで連勝が7で止まった。

 安定した投球を見せた序盤から、2-0の四回に急変。3四死球で無死満塁のピンチを招き、中村の遊ゴロ併殺打の間に1点を返されると、続く栗山に同点打。五回には2点を勝ち越された。

 緒方監督は「リードしている時の投球と比べて、ひっくり返された後の方がすいすい投げていた」と手厳しかった。

 

広島

        打安点振球 本  打率

(6) 田 中 51010(2) .294

(4) 菊 池 40000(3) .284

(8)  丸  41020(7) .300

(9) 鈴 木 42010(10).327

(5) 安 部 41020    .333

(3) エルド 30011(13).293

(7) 松 山 42210(2) .286

 R  野 間 00000    .207

(2) 石 原 20010(1) .243

 H  ペーニ 10000    .222

 2  会 沢 10010(2) .281

 DH 西 川 42010(2) .350

犠盗失併残

000283692111     .276

西武

        打安点振球 本  打率

(8) 秋 山 30011(10).335

(6) 源 田 11103    .301

(4)3浅 村 31111(5) .330

(5) 中 村 40020(10).232

 DH 栗 山 42110(3) .264

 RD 水 口 00000    .333

(3) メヒア 41000(6) .268

 9  木村文 00000(2) .203

(9)4外 崎 30000(3) .190

(2) 岡 田 31000    .262

(7) 金子侑 20000    .333

犠盗失併残

12105276355      .258

投手回  打 安振球責 防御率

岡 田8 336554 3.44

十 亀6 245812 4.00

牧 田1 4 1000 0.40

シュリ1 5 2100 1.23

増 田1 4 1200 1.62

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