芸術ファンなどでにぎわう冨永ボンドさんのアトリエ。体験イベントもあり、子供連れで楽しんだ=多久市

木工用の接着剤を使い、ボンドアートを体験する谷実佳子ちゃん=多久市

 多久市の画家・冨永ボンドさんのアトリエ「Art studio ボンドバ」で23日、アトリエ開設3周年とギャラリー新設を記念したイベントが開かれた。佐賀や福岡のアーティストがライブペイントを展開。県内外から約400人が詰め掛け、木工用接着剤を使って絵を描く「ボンドアート」を体験しながら芸術に親しんだ。

 完成した「えのぐアートギャラリー」には、ボンドさんの作品約30点が展示されている。ボンドアートは、絵の具で描いた絵を、黒く着色した接着剤で縁取りするボンドさん独自の表現手法。初めてアトリエを訪れたという谷亜実さん(30)=福岡市=は「絵を描くのが好きな子供たちに珍しい体験をさせられてうれしい」と話し、アート体験で木板を彩る娘の実佳子ちゃん(4)と息子の明恒君(2)を見守っていた。

 ボンドさんの創作テーマは「つなぐ」。ボンドさんは、集まった大勢の芸術ファンを見つめながら「アトリエでのイベントが地域と人をつなぐきっかけになれば。イベントだけでなく、町も楽しんでほしい」と話した。

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