新潟県の東京電力柏崎刈羽原発6号機の原子炉建屋を視察する米山隆一知事=1日午前

 新潟県の米山隆一知事は1日、昨年10月の就任後初めて東京電力柏崎刈羽原発を視察した。福島第1原発事故後、東電の取った安全対策を確認することなどが狙い。視察後、記者団から再稼働への認識を問われ「変わらない」と述べ、議論の前提となる事故などの検証には数年かかるとの見通しを改めて示した。

 視察では東京電力ホールディングスの広瀬直己社長らが案内。6号機の原子炉建屋や安全対策設備を見て回った。米山知事は作業服にヘルメット姿で、原子炉の構造が描かれたパネルを見ながら広瀬社長らの説明を受け、安全対策について尋ねたり、うなずいたりしていた。

 東電は6、7号機の再稼働を目指しており、原子力規制委員会が審査中。

 米山知事は同日午後、柏崎刈羽原発が立地する同県柏崎市を訪れ、桜井雅浩市長、同県刈羽村の品田宏夫村長と3人で会談し、原発事故時の避難計画の策定に向け、協力して取り組むことを確認した。【共同】

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