力強い音が躍動した和太鼓「葉隠」=佐賀市文化会館大ホール

 流派を超えて邦楽芸能を次世代につなごうと関係団体が一堂に会する第44回佐賀邦楽芸能祭が、佐賀市文化会館であった。日本舞踊や民謡など18団体約600人が出演して練習の成果を披露し、会場を埋める約1800人の観客を魅了した。

 芸能祭では多彩な演目が並んだ。民謡・尺八による「佐賀の田植唄」をはじめ、琴で奏でるリズミカルな音色が染みいるように響いた。みやびな雰囲気に包まれたかと思えば一転、和太鼓「葉隠」による若者たちの力強い音が会場を沸かせた。演じ手の高齢化で継承が課題となる中、若い力が躍動していた。

 柴田俊子・佐賀邦楽芸能会長は「『いろんなジャンルが楽しめてよかった』という声が聞けて、ほっとしている。日本の伝統を絶やさず守り、後世に伝えていければ」と今後の意欲を語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加