絵画や版画、ブロンズなどさまざまなピカソの作品を熱心に鑑賞する来場者=佐賀市の佐賀県立美術館

 佐賀市の佐賀県立美術館で開催中の「ピカソ展 ルートヴィヒ・コレクション」は16日、会期中最多となる約2千人が来場した。17日の閉幕を前に、佐賀で初めての大型のピカソ展を見逃さないように美術ファンや家族連れが詰めかけた。

 開館を待ちわびた人たちが入り口で朝から列を作った。会場はルートヴィヒ美術館(ドイツ・ケルン市)の所蔵品を中心に、油彩や版画、彫刻、陶芸に加え、ピカソを被写体にしたポートレートなど計120点が並ぶ多彩な展観になっている。どの展示室もじっくりと見入る姿が目立った。

 佐賀清和中2年の牛島響子さん(13)は「油彩の『手を組んだアルルカン』が心に響いた。色使いや画面構成にピカソの個性が表れている」と感想を述べ、母親の寛子さん(52)は「絵画教室に通っている娘に本物の絵を見せたかった。閉幕前に見ることができてよかった」と喜んでいた。

 開館時間は午前9時半から午後6時(入館時間は午後5時半まで)。観覧料は1200円、高校生以下無料。駐車場は周辺の佐賀城本丸歴史館や県職員駐車場も利用できるが、駐車場不足が予想され、主催者は公共交通機関の利用を呼び掛けている。

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