玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働問題で山口祥義知事が11日に招集する臨時佐賀県議会に関し、県議会の議会運営委員会(指山清範委員長、11人)は4日、会期を3日間とし2日目に質疑、最終日に決議案を採決する日程を決めた。県議会の過半数を占める最大会派の自民は再稼働「容認」の決議案を提出する考えで、13日に県議会の意見として「容認」の考えが示されることになりそうだ。 

 議運委では、自民の委員が「会期3日間、決議案の採決」を提案した。県民ネットワークと共産の委員は「3月に定例議会が終わったばかりで、これから県民の意見を聞いた上で判断をしたい。(臨時議会では)責任ある判断をするのに準備が足りない」などとして6月議会での判断を主張した。公明は「(知事が県議会に)機関としての意見を聞きたいということであれば、それに応えるのが議会の役割」と自民案に賛同し、意見が割れた。

 理事会から平行線の議論が続いている状況を受けて自民の委員が多数決での採決を求めた。指山委員長が多数決を諮ると、県民ネットワーク2人、共産1人の計3人の委員が退席し、残った8人の委員は自民案の会期で一致した。

 指山委員長は、一部委員が退席する中で会期を決めたことについて「残念ではある」と述べ、退席によって多数決を避ける結果になったことに関し「最大の歩み寄りとなったのでは」と話した。

 今後は各会派で決議案の文案の検討が進められ、「容認」の決議案を提出する自民は、公明などとの間で調整をする見通し。県民ネットワークは、共産など再稼働反対の諸会派と共同で決議案を提出できないか模索する。

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