佐賀北-東洋大京北(東京) 第4クオーター、佐賀北の岸川達希がシュートを決め、72-71と逆転する=福島市の福島成蹊高体育館

 抜きつ抜かれつの大接戦を我慢強く制した。エースだけに頼らない「全員バスケ」を身上とする佐賀北が延長戦の末、東洋大京北(東京)に87-80の粘り勝ち。大坪郁弘監督は「最後まで冷静に走り抜いてくれた」と、奮闘した選手たちをねぎらった。

 見せ場は第4クオーターだった。60-57と3点リードで突入したものの、相手に立て続けに点を奪われ、最大3点差を追う展開に。手に汗握る攻防が続く中、右足首を痛めているエース角田太輝と代わる代わるコートに立った2年の岸川達希が燃えた。

 「太輝さんの代わりとして出ている以上、チームを引っ張りたかった」と岸川。残り2分、気迫を込めた2点シュートを決め、72-71と逆転した。相手も引かず、延長戦に突入したが、ここでも岸川らが躍動し、最後は7点差を付けた。

 次の相手は第3シードの帝京長岡(新潟)。主将の川原嘉仁は「エースのけがもあり、全員でプレーする責任感が芽生えている。胸を借りるつもりで全力でいく」と気迫を込めた。

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