決勝・佐賀北-佐賀学園 走者を背負いながらも粘り強い投球を見せた佐賀北の先発高垣勇希=みどりの森県営球場

 第140回九州地区高校野球佐賀大会最終日は4日、佐賀市のみどりの森県営球場で決勝があり、佐賀北が佐賀学園を4-3で下し、2季連続11度目の優勝を果たした。

 佐賀北は小技も絡めた攻撃で四回までに4得点。高垣勇希、小野佑月の継投が決まり、相手の反撃を3点にとどめた。

 優勝した佐賀北は22~27日、沖縄県で開かれる九州大会に出場する。

 ▽決勝(みどりの森県営球場)

佐賀北 010 300 000 4

佐賀学園000 210 000 3

▽三塁打 松村(学)

▽二塁打 高垣(北)、山本(学)

■佐賀北4-3佐賀学園

 四回までに4点を奪った佐賀北が主導権を握り、粘る佐賀学園を振り切った。

 佐賀北は二回、2死三塁から7番高岸の中前適時打で先制。四回は敵失にも乗じ、4番古川の右前適時打と8番高垣の中越え二塁打で3点を加えた。投げては先発の高垣が粘投。四回途中から救援した小野も要所を締め、佐賀学園の追撃をかわした。

 佐賀学園は1点を追う最終回、2死満塁の絶好機を得たが、ものにできなかった。

■エース温存 高垣、小野粘投

 佐賀北に2季連続の九州切符をもたらしたのは、今大会初先発を任された3年の高垣勇希と、2年の小野佑月の粘投だった。佐賀学園打線を3点に封じて逃げ切った。高垣は四回途中まで2失点。万全とは言えないものの、勝負どころでの力投が光った。二回裏2死三塁のピンチ。「捕手が構えたところへ思い切り投げるだけ」とフルカウントから威力のある直球で相手打者を遊ゴロに打ち取った。

 救援した小野も打たせて取る丁寧な投球で、残りの回を3安打に抑えた。九回、先頭打者の内野安打から守りの乱れなども重なって2死満塁のピンチを招いたが、ここで奮起。最後は相手の主軸を中飛に打ち取った。

 「夏を一人で勝ち抜くのは難しい」と話す百崎敏克監督は、準決勝までの4試合をほぼ一人で投げ抜いた3年の中島拓朗をあえて温存。成長を期待し、2人に大事な一戦を任せた。

 緊張感も襲う大舞台で「期待以上に投げてくれた」と百崎監督。殊勲の2人は「しっかり守り勝つ野球をしたい」と九州大会に向けて意気込んだ。

佐賀北4―3佐賀学園

  佐賀北打安点

(7) 岡 村400

7 大 坪000

(4) 野 田410

(9) 原 田300

(5) 古 川221

(2) 赤 峰200

(3) 兵 動200

(8) 高 岸311

(1) 高 垣212

1 小 野100

(6) 中島航300

   計 2654

 振球犠盗失併残

 3551205

 佐賀学園打安点

(9) 山 本410

(7) 中 村310

(4) 松 尾510

(6) 江 頭301

(8) 棚 町400

(3) 永 田410

(5) 松 村431

(2) 古 場411

(1) 池 田210

H 大 浦100

1 藤 崎100

   計 3593

 振球犠盗失併残

 5222219

投 手回 安振球

高 垣32/3620

小 野51/3332

池 田7 434

藤 崎2 101

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