佐賀県は、佐賀市の佐賀大学医学部附属病院と県医療センター好生館を「地域周産期母子医療センター」に認定した。総合センターに指定されている国立病院機構佐賀病院(佐賀市)と連携し、リスクが高い出産への対応や新生児への専門的な医療の充実を図る。

 地域周産期母子医療センターは産科や小児科を備え、妊娠22週から出産後7日までの周産期を対象に高度な医療を提供する。

 両病院はそれぞれ6床の新生児集中治療室(NICU)があり、緊急の帝王切開手術に対応できる態勢も整え、これまでも周産期医療の中心的役割を担ってきた。認定を受けたことで、周産期専用の病棟建設や分娩(ぶんべん)監視装置などの機器購入に加え、運営費に関する国の助成を得やすくなる。

 附属病院は、脳内出血を含む合併症妊娠などリスクの高い妊婦や、専門的治療が必要な新生児、低出生体重児に対応する。好生館は、胎児に先天的な異常がある妊婦の受け入れや新生児外科医療を受け持つ。

 県医務課は「佐賀病院を含めた3医療機関を軸に、安心して出産できる態勢を強化したい」と話している。

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