九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、反対している伊万里市の塚部芳和市長は4日の定例会見で、10日午前に現地を視察する意向を明らかにした。再稼働を議論する臨時県議会が11日に開会するのを踏まえ「疑問に思う点を直接ただしたい」と語った。

 塚部市長は視察のポイントとして事故発生時の対応を挙げ、「作業員も被ばくのリスクがある中で本当にマニュアル通りいくのかなと思う」と疑問を呈した。視察は九州電力からの働き掛けではなく、「自ら必要と判断した」と強調した。

 伊万里市選出の県議会議員3人(自民)のうち2人は議長や原子力関連の特別委員長を務めている。臨時県議会前に意見交換するかを問われると、塚部市長は「議長・委員長として、与党議員としてそれぞれ立場があってご苦労されている」と述べ、直接の議論はしない考えを示した。

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