150万人目の献血者になった黒田淳子さん=佐賀市の県赤十字血液センター

■佐賀市の黒田さん 家族三代献血続け

 県赤十字血液センターで4日、センターが開設された1982年からの累計献血者数が150万人を突破した。150万人目となったのは“常連”の黒田淳子さん(52)=佐賀市。記念の花束と感謝状、赤十字のキャラクター「ハートラちゃん」のぬいぐるみが贈られ、笑顔を浮かべた。

 ほぼ毎月成分献血に訪れるという黒田さんは、「10代の頃から母と一緒に献血をしていて、今は21歳の息子もたまに連れてくる。健康であり続けて、できる限り協力していきたい」。今回で139回目の献血となった。

 同センターの松山博之所長は「提供いただいた血液は、医療現場で欠かせない大事なもの。人を救うのは人しかいない」と感謝を述べた。

 1990年代から200ミリリットル献血より年齢制限の高い400ミリリットル献血が主流になり、高校への移動採血車出動が減ったこともあって、この10年間に10代~20代の献血者は約35%減少している。同センター献血推進課の柴木弘課長は「高校生の『卒業献血』を促し、大学のサークルなどと組んで推進に取り組むことで、若年層にも献血の重要性を伝えていきたい」と話していた。

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