見頃を迎えているハナショウブ園=みやき町簑原

 梅雨入りを前に、佐賀県みやき町簑原のハナショウブ園が見頃を迎えている。約1万5千株が咲き誇り、紫の花弁と濃い緑の葉が織りなすコントラストに県内外から訪れた見物客が見入っている。

 ハナショウブ園は休耕田を活用し、山下久吉さん(80)、文枝さん(79)夫妻が30年以上前から手掛けている。文枝さんが鳥栖市の田代地区で株を買い求めたのがきっかけで、「ちかっとずつ増やしていたら、こげんなった。田んぼより手が掛かるけど、雨上がりはなんとも言えない美しさ」と魅力を語る。

 今年は芽が出ない株があり、例年よりも咲く本数が少なくなっている。毎年訪れるという中村満枝さん(77)=鳥栖市=は「少し驚いたが、花はとてもきれいな色。奥さんに育て方のアドバイスをもらうのも楽しみ」と話し、株を買い求めていた。

 開花が例年より遅く、現在は4分咲き。6月中旬まで見頃が続くという。場所は国道34号中原橋交差点から北上約1キロ。右手に看板がある。維持管理のため協力金100円を呼び掛けている。問い合わせは山下さん、電話0942(94)2557。

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