将棋の王将戦1次予選で小林裕士七段(左)を破り、デビューから11連勝を達成した藤井聡太四段=4日午後、大阪市の関西将棋会館

 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)は4日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦1次予選で小林裕士七段(40)を104手で破り、プロ公式戦の新記録となるデビューから11連勝を達成した。

 従来の記録は1996年に松本佳介六段(45)、97年に近藤正和六段(45)が達成したデビュー後10連勝で、3月23日に藤井四段がこれに並んでいた。第一人者の羽生善治3冠(46)や、渡辺明2冠(32)は共にデビュー後6連勝だった。

 藤井四段の後手番。中盤以降、難しい将棋が続いたが、最後は持ち前の終盤力で押し切った。

 藤井四段は愛知県瀬戸市在住の中学3年生。2012年、プロ棋士養成機関の奨励会に6級で入会。15年10月、最年少の13歳2カ月で奨励会最高段位の三段に昇段した。昨年10月、最年少の14歳2カ月でプロ入り。これまで、現役最高齢棋士の加藤一二三・九段(77)が持っていた14歳7カ月の最年少記録を62年ぶりに塗り替えた。

 昨年12月のデビュー戦では加藤九段と対戦、最も年の離れた「62歳差対局」は話題を呼んだ。【共同】

■望外の結果、うれしい

 藤井聡太四段の話 (11連勝は)自分の実力からすれば望外の結果なので素直にうれしい。今日は普段通りの気持ちで臨んだ。連勝を伸ばせるよう指していきたいが、まだ実力が足りないので、もっと力を上げたい。【共同】

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