初の合同公演を前に意気込む佐賀東高演劇部の生徒らと劇団邂逅の鷹巣将弥さん=佐賀市南佐賀の佐賀東高校

 一昨年全国大会に出場した佐賀東高校演劇部と同高演劇部の卒業生がつくる「劇団 邂逅(かいこう)」が4日、佐賀市川副町の中川副公民館で午後2時から2本立ての無料公演を行う。在校生と卒業生がそれぞれの演目を上演する合同公演は初めての試み。

 佐賀東高は、昨年大阪府富田林市のすばるホールでも披露した「ルナとわたしと、さいごの虹と。」を上演する。第2次世界大戦中のドイツで起こった実際の出来事を下敷きに、ナチス政権下の強制収容所で成長する子どもたちを描く。部長の岡石晏奈(はるな)さん(17)は「戦争の悲惨さと愛することの大切さを感じてもらえたら」と話す。

 劇団邂逅は、2014年5月に東高演劇部の卒業生が立ち上げた。合同公演は、劇団代表の鷹巣将弥(たかすしょうや)さん(21)が「後輩たちにも卒業生が佐賀で演劇を続けている姿を見せたい」という思いから、演劇部顧問の彌冨公成(いやどみきみなり)先生に提案して実現したという。演目の「群青の回遊」は、今は香川県の大学に通う元団員・北村茉由さんが旗揚げ時に脚本を書いた。水族館で働く女性2人の夢と友情の行方をつづる。福岡工業大学などでも上演した作品が、1年越しに舞台に帰ってくる。

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