■県議会特別委

 佐賀県議会の佐賀空港・新幹線問題等特別委員会の質疑で、自民党県議団副会長の原田寿雄議員が「関係者の理解や公害防止協定の取り扱いの整理などの諸条件が整うならば、佐賀空港への自衛隊配備を受け入れるべきとの考えに至った」と述べ、会派として「条件付き賛成」の考えを表明した。最大会派の自民党(25人)が議会で計画への賛否を明らかにしたのは初めて。

 原田議員は、県が公表した論点整理素案に触れて「20項目のうち16項目で『不合理な点がないことが確認された』としており、今回の配備計画で県民に著しい不利益が生じることがないといえる状況になった」との見解を示した。

 その上で県が論点整理素案の中で、漁業者の国への不信感払しょくのため、安全対策や補償措置の確約、有明海再生などの新たな施策の展開を求めている点を挙げて、「『県は国防政策に基本的に協力する立場にある』とするなら、県が国と漁協の間に立つなどもっと前面に出て汗をかくべき」と指摘した。

 原田議員は終了後、記者団に「先に(賛成を)表明し、国に有明海再生や漁業振興に取り組んでもらいたいと考えた」と説明した。

 自民党県議団と自民党・鄙の会は、5月26日付の佐賀新聞の配備計画に関するアンケートの回答で、「条件付き賛成」と統一見解を示していた。=オスプレイ配備の先に=

このエントリーをはてなブックマークに追加