大勢の来場者でにぎわった「ピカソ展 ルートヴィヒ・コレクション」=佐賀市の県立美術館

 佐賀市の佐賀県立美術館で開催中の「ピカソ展 ルートヴィヒ・コレクション」が、17日閉幕した。最終日は会期中最多の約2千800人が訪れ、来場者数は計約3万3千人になった。

 ルートヴィヒ美術館(ドイツ・ケルン市)の所蔵品を中心に油彩や版画、彫刻、陶芸をはじめ、ピカソを被写体にしたポートレートなど計120点を展示。ピカソの知られざる一面に触れた多彩な展観で、大きな話題を呼んだ。

 この日も開館を待ちわびた約60人が会場入り口付近で列を作り、朝から客が詰めかけた。油彩「手を組んだアルルカン」や「銃士とアモール」など大型作品の前で人だかりができ、じっくりと作品に見入る人の姿が目立った。

 唐津市から家族4人で訪れた団体職員の高田賢一郎(45)・恵美(44)夫妻は「最終日に間に合ってよかった。公園でスケッチするなど家族みんな絵が大好きなので楽しみにしていた」と笑顔。長女の優さん(12)=唐津東中1年=は「ピカソがすごい人生を送ってきたのが伝わってきた」、長男倫さん(11)=西唐津小5年=は「女性ばかり描いている。女性が大好きなのかな」と驚いていた。

 閉館まで客足は絶えず、来場者はピカソ作品と別れを惜しむように閉館ぎりぎりまで見入っていた。県立美術館の蒲原晃嗣館長は「ピカソは近現代の美術史を1人で塗り替えた偉大な画家。その画業をたどる展覧会になった」と振り返った。同展は県立美術館、佐賀新聞社、サガテレビでつくるピカソ展実行委員会が主催した。

=お礼=

 「ピカソ展 ルートヴィヒ・コレクション」には期間中、多くの皆さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。主催者を代表してお礼申し上げます。ピカソ展実行委員会

このエントリーをはてなブックマークに追加