学生が用意した流しそうめんで、笑顔でそうめんをすくう来場者ら=小城市小城町の小城鍋島家Ten

 小城鍋島藩の分家、西小路鍋島家旧宅を改装したカフェとギャラリー「小城鍋島家Ten」のオープン1周年記念イベントが16日、小城市小城町の同施設であった。地域活性化を図る佐賀大学の学生もスタッフとして働き、地域住民をもてなした。

 市が歴史的建造物を生かして観光振興につなげようと改装し、昨年7月にオープン。イベントの企画には、佐賀大学で地域資源の活用方法を学ぶ佐賀大学の学生約40人も、授業の一環として携わった。

 パラソルを設置してオープンカフェのようにした庭では、カレーや焼きそばなどを提供。学生らが半分に切った竹を使い、流しそうめんも行った。屋内の和室では学生とカルタに興じる来場者の姿も見られた。

 家族4人で訪れた池田祐己さん(34)=小城市=は「子どもたちも楽しんでいるようでうれしい」と話し、娘の乃彩ちゃん(3)も「そうめんがおいしかった」と笑顔を見せた。カフェを運営する一般社団法人「文化芸術の泉アール・フォンテヌ」の古川久美子代表は「イベントを通して学生がいろんな経験してくれたらうれしい。カフェは地域の高齢者や母親などが交流できる場になれば」と話した。

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