湿原に生える草に止まり、羽を休めるハッチョウトンボ=唐津市七山の樫原湿原

■樫原湿原、羽化最盛期

 国内最小級のトンボ、ハッチョウトンボが唐津市七山の樫原湿原で飛び始めた。成虫でもわずか2センチほどで、緑の湿地に目を凝らしながら探すと、小さな体がふわりと舞った。

 ハッチョウトンボは、6~7月が羽化の最盛期で、雄だけが成長につれて徐々に赤みを帯びていく。成熟した雄は縄張りを持ち、他の雄を追い払いながら雌が来るのを待つという。

 樫原湿原を守る会は「湿原植物の持ち去りや湿原地への侵入が深刻な問題となっている。マナーを守って観察してほしい」と呼び掛ける。

このエントリーをはてなブックマークに追加