果汁が多く、強い甘みが特長の日川白鳳

 ピンク色に色づいた実からはほんのりと甘い香りが漂う。佐賀県内有数の桃の産地とされる多久市では早生種「日川白鳳」の出荷が本格化している。収穫は加温ハウスを皮切りに5月中旬からスタート。今月末まで無加温、露地栽培の順に収穫され、それぞれ12トン程度の収量を見込んでいる。

 加温桃の収穫は5月15日に始まり、JAさがの多久野菜・果樹選果場には農家12人が約1・6ヘクタールで栽培した日川白鳳が運び込まれてくる。果汁が多く、強い甘みが特徴の品種で、「色づき始める頃の気温が良ければ味が仕上がる」と堀川俊之指導員。シーズン序盤は曇天のために小玉傾向だったが、その後は晴天が続き、甘み、色ともに品質は上々という。

 九州だけでなく、広島や関東方面に出荷される。堀川さんは「天候に恵まれて味は申し分ない。ぜひ賞味を」とアピールする。

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