小城山挽祗園の山鉾を組み上げる下町の区民ら=小城市小城町

  小城市小城町の伝統の夏祭り「小城山挽(やまひき)祗園(ぎおん)」(23、24日開催)で挽(ひ)かれる曳山(ひきやま)を組み立てる「山起こし」が17日、小城市小城町の下町地区であった。今年は700年の節目を迎え、祭り本番まで1週間を切り、下町区長の村山好文さん(64)は「例年になく気合が入り、手際よく組み立てられた」と話している。24面に特集面  下町の「山鉾(やまほこ)」は、祇園祭当初の曳山の姿をそのまま現在まで残しているといわれ、主に藁(わら)で編んだ組縄と竹で、やぐらを高さ5メートルにまで組み立てる。材料は小城町周辺の約50地区から奉納されるという。

 地区住民の高齢化や減少により、数年前から西九州大生が「山起こし」を手伝っている。村山さんは「組縄などは専門の人でないと編めない縄で、多くの人に支えられながら、曳山が造られるのを知ってほしい」と話した。

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