日本製紙は4日、お菓子や医薬品の箱などに使われる白板紙を5月21日の出荷分から10%以上値上げすると発表した。昨年後半から原材料の古紙の価格が中国での需要の高まりを受け、高騰しているため。石炭などの燃料価格の上昇も要因という。

 白板紙の値上げは2014年10月以来となる。こうした値上げの動きは他社にも広がる可能性がある。

 また、日本製紙と特種東海製紙の段ボール原紙の販売会社である日本東海インダストリアルペーパーサプライも5月21日の出荷分から段ボール原紙を20%以上値上げすると発表した。値上げは14年1月以来。

 日本製紙は「徹底したコストダウンを進めてきたが、現行の価格水準は自助努力のみで再生産可能な収益を確保できるレベルを大幅に下回っている」としている。【共同】

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