昨年4月の熊本地震で鳥栖市学校給食センターの天井の一部が剥落した問題で、鳥栖市は5日に専門家による被災検証委員会をスタートさせる。委員会は現地確認した上で、被災状況と原因を調査し、責任の所在を含めて5月末までに最終報告書を提出する。

 検証委は建築学の大学教授2人と地震工学の教授1人、弁護士の4人で構成。5日は被災した状態のまま保存されている玄関やランチルームを確認し、今後の検証の進め方などを協議する。調理エリアは給食が休みとなる春休みに天井板を外して確かめる。

 委員会は7回程度開く。利害関係者の傍聴も想定され、自由な意見交換ができない恐れもあるとして非公開とし、後日、会議録要旨を市ホームページなどで公表する。

 市は給食センターの工事について建設時に不適切な施工があったとしているが、被災との関係は不明なため、第三者による検証を行うことを表明していた。

 給食センターは2014年8月に完成した。最新の耐震基準を備えているはずだったが、熊本地震による震度4の揺れで被災し、給食が一時ストップ。現在は仮復旧して給食を提供している。

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