2回戦・唐津商-杵島商 杵島商6回裏無死一塁、軽快な動きでゴロを処理する唐津商の先発谷口優成(右)。左は杵島商の福田琉斗=みどりの森県営球場

 ○…唐津商の主戦谷口優成が八回2死までノーヒットの快投。再試合の末に1回戦を勝ち上がってきた杵島商打線を1安打に抑え、絶好のスタートを切った。

 初回、「調子がよくなかった」という直球が浮いて先頭打者を歩かせてしまい、1死二塁のピンチを招いたが、そこから本領を発揮した。左足を三塁側に蹴り出して前に踏み込む独特のフォームから切れのいいスライダーを連発。後続を三振と遊ゴロに打ち取ると、六回には1死二塁からのピッチャー返しを軽快にさばいて併殺を奪った。

 昨夏の決勝でチームが敗れてからすぐに背番号1を付けた。昨年のエース谷口拓海と同じ名字で、最初はよく比べられ重圧にも感じたが、「自分は自分」と打たせて取る投球スタイルを確立。冬場の地道な下半身強化が実り、高い制球力を身につけた。

 次の相手は春の県大会3回戦で敗れた第3シード神埼清明。「一つ勝って、これで調子があがる。今度はもっとやれる」と谷口。再戦へ向けて手応えを感じていた。

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