歩いた後「30分以内にタンパク質摂取を」など、健康になるコツを具体的に話す鎌田實さん=佐賀市白山の佐賀商工ビル

 健康長寿日本一の佐賀県を目指し、医師で作家の鎌田實さんとミズ・溝上薬局が共同で実践する「鎌田實の頑張らない健康塾」が29日、始動した。食生活の改善など、日常の習慣を変えていく必要性を頭では認識しながら、なかなか行動に移せない人が多いため「行動変容」を促すプログラムで、数年間で1千人規模の“塾生”を募り、実践する。

 佐賀市の佐賀商工ビルで開いた初回講座には約100人が参加した。鎌田さんは、長野県を日本一の長寿県に導いた実績に触れながら「佐賀県は今、健康の視点で見ると医療費が高くがん死亡率が高い劣等生。ほんのちょっとの心掛けで変わるので、聞いて満足せず、実践を」と促した。

 ポイントとして、スクワットを10回(1日2回)した後、3分ごとに緩急をつけながら30分で8千歩を歩くことを推奨。さらに運動後30分以内の「ゴールデンタイム」に牛乳や肉、魚といったタンパク質を摂取することを挙げた。また、「佐賀県では1日14グラムの塩分を摂取しているが、国は9グラムとしている」とし、塩分を控えようと呼び掛けた。

 食生活だけでなく、人生を楽しむこと、人の役に立つことを心掛けけることなどが健康づくりに役立つと助言した。

 プログラムは10月の本格スタートを予定している。「10月から佐賀新聞で連載する。そこで“指令”を伝えるので、よく読んで」と加えた。

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