佐賀労働局のまとめによると、今春卒業予定で就職を希望している佐賀県内の高校生の就職内定率(12月末現在)は、前年同期比1・0ポイント増の94・0%だった。求人倍率は前年同期を0・16ポイント上回る1・46倍。いずれも現在の算定基準で調査を始めた1997年以降、過去最高を更新した。

 就職内定者は前年同期比1・8%増の2368人。県内就職希望者の内定率は92・1%と県外(96・6%)を下回ったものの、前年同期より2・9ポイント増えた。

 県内就職が進んでいる背景には、求人数の増加や、地元志向の高まりがある。県内のハローワークが受理した求人数は前年同期比13・4%増の3676人。県内就職希望者も前年同期比6・4%増の1490人で、県外希望者の1030人を上回っている。

 産業別では製造、医療福祉、小売業などの求人が多かった。いずれも前年比で15%前後の伸びで、職種は製造、サービス、販売などが増えている。

 未内定者は前年同期比23人減の152人。8日に佐賀市で「福祉マンパワー合同就職面接会」を開くなど、個別支援を行っていく。

 佐賀労働局の担当者は「県外就職が多かった前年とは対照的に地元で働く傾向が強まっている。一般求人で人手を確保できず、高校生の求人が充実したことがプラスに働いたようだ」と分析している。

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