道具の使い方を教えてもらいながらろくろに向かう参加者=有田町泉山のろくろ座

 有田町内の小学生59人が、夏休みを使って焼き物作りに挑戦している。伊万里・有田焼伝統工芸士の指導でろくろや絵付けを体験。8月25日までの5回の講座でオリジナルの茶わんを作り上げる。

 27日は同町泉山のろくろ座で、ろくろに向かった。現代の名工で伝統工芸士の矢鋪與左衛門さんや伝統工芸士の白須美紀子さんらが、一人一人に手を添えながら「へらは6時の方向から」「親指を中心に当てて」などと声を掛けながら形作りを手伝った。

 初めてろくろに向かった旗島晴(はる)君(有田中部小5年)は「緊張したけどいい形にできた」と満足げ。2回目の挑戦の正司佳桜子(かおこ)さん(有田小6年)は「説明が分かりやすかった。去年より上手にできた」と喜んでいた。

 陶芸教室は有田町教育委員会が、有田焼創業400年を記念して、昨年初めて開いた。今後、下絵付けと上絵付けの工程を経て焼き上げる。作品は11月の町民文化祭で展示する。

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