「英国ロイド船級協会」の船級認定書を手にする森博重社長(左)と眞﨑末男専務=佐賀市高木瀬西の佐賀鋳物

 佐賀鋳物(佐賀市、森博重社長)が、海事関係として世界で最も古い「英国ロイド船級協会」の認定を受けた。船舶に使われる排水バルブの金属部品を製造しており、ロイド船級指定の注文に対応できるようになる。

 船級は、利害関係者から離れた立場にある船級協会が技術的な検査を行い、安全に航海できることを保証する船舶の資格・等級。佐賀鋳物は1月9日付で、バルブ部品に使われる金属素材「ダクタイル鋳鉄」で認定を受けた。

 部品は、船舶バルブメーカー「新倉工業」(静岡県)に納品している。佐賀鋳物は2015年に日本海事協会の認定を受けたばかりで、森社長は「今回の認定で海外向け船舶の需要を取り込めるようになる」と強調。昨年、創業80周年を迎えており、「鍋島藩の反射炉の流れをくむ佐賀県の鋳物工場として、100年存続できるよう品質向上に努めていきたい」と抱負を語る。

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