ファンから声を掛けられ、笑顔を見せる藤田騎手=佐賀競馬場パドック

第8レースでトップでゴールする藤田騎手(左)=佐賀競馬場※馬番号3

レース後の会見でJRAと地方競馬合わせて9勝目を挙げ、指で「9」としてみせる藤田騎手=佐賀競馬場

 日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性騎手の藤田菜七子( ななこ )騎手(18)=茨城県美浦・根本康広厩舎=が18日、鳥栖市の佐賀競馬場に初登場した。第8レースで1番人気のケモノタイプ(牡、4歳馬)に騎乗して1着となり、九州初勝利を挙げた。地方競馬5勝目で、JRAと合わせ通算9勝となった。

 この日は「菜七子ちゃん見たさ」で前年のJRA交流レースを行った日に比べて2倍近い3600人が来場し、売り上げも約1・6倍の約2億2600万円と大幅に増えた。スタンドやパドックには家族連れも目立ち、“菜七子効果”で盛り上がった。藤田騎手は計4レースに騎乗し、3レース目の第8レースでスタートから先頭に立ちそのまま逃げ切った。スタンドから多くのファンが声援を送り、ゴールすると「菜七子ちゃん、おめでとう」などと声が掛かった。

 父の実家が長崎という藤田騎手は「ずっと勝てないときが続いていたのでうれしい。佐賀のファンはとても温かった」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加