佐賀農業高2年の生徒に母国の文化を紹介する佐賀大のベトナム人留学生ドウン・ティ・ゴック・ビックさん=白石町の佐賀農業高

 今夏ベトナムでの研修に臨む高校生に、佐賀大に留学中のベトナム人学生が母国の文化を教える講座が27日、白石町の佐賀農業高であった。佐賀大経済学部のドウン・ティ・ゴック・ビックさん(20)が、国際的な人材育成を目指す同校のカリキュラムを受講する2年生約20人に、ベトナムの学校生活や若者文化を紹介した。

 ドウンさんは学校生活について、小学校が5年間、中学校が4年間と日本とは仕組みが異なることや、制服に関して「(伝統衣装の)アオザイはきれいだが運動しにくいため使われなくなってきている」などと教えた。生徒からも食べ物やおすすめのお土産について質問があり、「パクチーを使った料理は多いが、苦手な人は抜いてもらうこともできる」などと答えていた。

 同校は文科省のスーパー・グローバル・ハイスクールの指定校で、生徒らは同カリキュラムの受講者。8月17~24日にベトナムを訪れ、大学や高校で交流したり、農業現場や食品関連工場などを見学する予定。今回の講座は事前学習として、県の事業を利用して実施された。

 農業科学科の土井晴稀さん(17)は「コメの作り方の違いや現地の環境をしっかり見たい。食べ物が合うかどうかも興味がある」と期待を膨らませていた。

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