スペースの広さを生かして大きな作品が並ぶ蓬莱書道会による社中展=佐賀市の県立美術館

 日展委嘱書家、山口耕雲さん(77)=武雄市=主宰の「蓬莱(ほうらい)書道会」による社中展が佐賀市の県立美術館で5日始まった。耕雲さんの作品と、行書を中心とした会員の日々の成果の書約50点が展示されている。9日まで。

 社中展は34回目。今年から県立美術館に場所を移したことで、展示スペースの広さを生かした作品が並ぶ。耕雲さんも同展用に大きな書を用意。砂の上でカモメが遊ぶ様子を思い表現した、行書作品「沙?(さおう)」を展示している。また所蔵する書聖・中林梧竹の書から大きめの3点を選び展示することで、迫力ある展観となっている。

 耕雲さんは「会員も実力派ぞろい。大きな作品が並ぶので、書の力強さを感じてもらえたら」と話した。会場には、耕雲さんによる隷書(れいしょ)や篆書(てんしょ)が刻まれた焼き物も並ぶ。8日午後2時からは、耕雲さんによる席上揮毫(きごう)がある。

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