唐津東高3年生で、ともに県トップの短距離選手の本山陽菜さん(左)と智菜さん姉妹=唐津市陸上競技場

 唐津東高陸上部に県トップの双子スプリンターがいる。3年生の本山陽菜(ひな)さん・智菜(ちな)さん(17)で、昨秋の全九州高校新人大会で、妹の智菜さんが女子100メートル、200メートルで2冠、姉の陽菜さんが200メートルで7位と好成績を残している。「身近なライバル」と口をそろえる2人。ラストシーズンを飾るため、練習に熱がこもる。

 父親が転勤族で、小学校は転校を繰り返していた。「中高一貫校に入れば、引っ越さなくてもいい」との約束のもと、唐津東中に入り、西唐津小6年から始めた陸上部へ。2年生のとき、そろってリレーで全国大会にも出場した。

 智菜さんは中学3年から100メートルで国体に連続出場している。全九州高校新人大会で短距離2冠は県勢女子で初めてで、3月下旬には日本陸連の強化研修合宿にも参加。100メートルの自己ベストは12秒17で、「11秒台を出して、インターハイで上位に」とファイナリストを目指す。

 部の主将も務める姉の陽菜さんも200メートル(自己ベスト25秒80)でのインターハイ出場を主眼に置く。昨年の北九州大会で7位と、あと一歩で全国出場を逃した400メートルリレーでも、「今年こそ全国に」と意気込みを見せる。

 153センチと小柄な2人。顧問の吉田智博教諭(54)は「2人とも後半の伸び、加速が抜群。練習態度もストイックで研究熱心」と評す。ともに苦手意識を持つスタートを強化して、目標達成に向け、互いに高め合う。

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