■研修でレベル底上げ

 法曹人口の拡大で、佐賀県弁護士会の会員は103人に増えた。10年ほど前に比べて倍増し、地域間の偏在も解消傾向にある。「弁護士同士で顔と名前が分かる規模で、情報共有できているのが佐賀の強み。一枚岩でさまざまなことに取り組める」。積極的な研修でレベルを底上げし、地域の多様なニーズに応えられる受け皿づくりを目指す。

 大阪府出身。唐津や伊万里市内で債務整理の相談に乗り、自治体の顧問弁護士も務めてきた。「依頼人には法的な解決でしか協力できないけれど、その限界を自覚した上で全力を尽くすことを心掛けている」

 弁護士会の研修への若手の参加率が高く、頼もしく感じている。一方で「必要としている人が弁護士にたどり着けないケースもある」。情報発信を組織としての課題と捉え、年に10回ほど開く無料相談や、選挙権年齢の引き下げに伴う有権者教育、犯罪被害者支援の充実に向け、まずはウェブサイトの刷新に取り掛かる。「取り組みを通して、司法サービスをさらに身近に感じてもらいたい」

 妻と2女1男の5人家族で愛犬もいる。弁護士で結成したバンドでギターを担当し、忘年会などで演奏する。唐津市。

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