白砂青松をつくり出す「虹の松原」を守るため、薬剤を上空から散布するヘリコプター=唐津ロイヤルホテル屋上から撮影

 唐津市にある国の特別名勝・虹の松原で2日早朝、松くい虫から松林を守るため、上空からヘリコプターで薬剤を散布した。薬剤を補給するため、ヘリコプターは離着陸を繰り返し、松原上空を何度も往復した。

 県と国の佐賀森林管理署が毎年実施している。松は背丈が高く、人力による地上からの散布は難しいため、ヘリコプターが活躍。松くい虫被害の拡大をもたらすマツノマダラカミキリの駆除に効果がある薬剤を散布している。

 気象の事情でヘリコプターが前日入りできず、予定から1時間近く遅れ、午前6時すぎから始まった。11回のフライトで風速や風向きを考えながら虹の松原の国有林142・9ヘクタールに散布。民有林の相賀(12・9ヘクタール)や七ツ釜(5・1ヘクタール)などにも飛び、1時間半で作業を終えた。国、県、市の職員のほか、地元の駐在員が交通規制で協力。総勢約100人が力を合わせた。

 散布後はポイントに置いていた調査紙を回収し、散布状況をチェックした。

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