国登録有形文化財の「深川家」で開かれた寄席。落語ファンら約70人が詰めかけた=小城市小城町

 小城市小城町の国登録有形文化財「深川家」で16日、真打ちの落語家を招いて寄席が開かれた。「小城山挽(やまひき)祗園700年祭」(23、24日開催)のプレイベントと、6月上旬から再開した「深川家」の記念催事として所有者の深川純治さんが企画した。市内外からファン約70人が集まり、古典落語などに聞き入った。

 上演に招かれた三遊亭天どんさんは「古民家での寄席は過去にもあるが、こうした文化財登録された古民家での寄席は、小城ならではの長い歴史を感じる」と話した。天どんさんは古典落語「親子酒」など4演目を披露し、巧みな話術で来場者の笑いを引き出した。

 上演前に、来場者に手打ちそばも振る舞った所有者の深川さんは「古風な雰囲気に合ったイベントができて良かった。今後も、文化遺産に見合う催事を開き、市外在住者にも小城への関心を高めていきたい」と話した。

 次回の寄席は、真打ち柳家小せんさんと紙切師林家二楽さんを招き10月22日午後1時から開く。問い合わせは深川家、電話0952(73)1166。

このエントリーをはてなブックマークに追加