友達に囲まれ、楽しい学校生活を送った馬場オリビアさん(中央)=太良町の大浦小

■大浦小3週間「また遊びたい」

 日本人の母親とスペイン人の父親を持ち、スペインで生まれ育った馬場オリビアさん(11)が先月末から太良町に滞在し、大浦小6年生の学級で3週間近くを過ごした。山や有明海の自然に囲まれた環境で、クラスメートと一緒に学習や遊びに夢中になり、楽しい思い出をつくった。

 スペインで9月から中学校に進むオリビアさんは、6月下旬から夏休みに入った。東京出身で太良町に親戚がいる母親から、町教委に体験入学の打診があり、大浦小が受け入れた。

 オリビアさんは児童たちと一緒に授業を受け、休み時間は「アルプス一万尺」などの手遊びをし、スペイン語の手遊びも教えた。昼休みに女子児童数人で演じた即興の劇ではヒロインを務めた。休日は友人の児童宅に遊びに行った。

 終業式の20日が最後の登校。学級を見守ってきた担任の白井雄大教諭(29)は「4月の時点で来ることが分かっていたので、みんな楽しみにしていた。彼女の周りにはいつも人が集まる」と話す。仲良しの一人の島崎理依さん(12)は「優しくてかわいいオリビアちゃんが来て、クラスみんなが明るくなった」と別れを寂しがる。

 太良町で過ごすうちに日本語が上達し、方言も分かるようになったというオリビアさん。「ぬっか(暑い)」が一番のお気に入りという。「みんなと会える学校が楽しかった。また一緒に遊びたい」と話している。

 太良町は海外との交流を大切にし、これまでも英国から元町ALT(外国語指導助手)夫妻の家族を招いたりしている。

=移動編集局 わがまち未来形・太良町編=

 
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