セミナーで防災食を学ぶ保護者=佐賀市神園のココロ保育園

■「簡易トイレ、菓子の備蓄を」

 「災害時にどうやって子どもを守るの」。そんな疑問に答える母親向けのセミナー「防災ママカフェ@SAGA」が3日、佐賀市神園のココロ保育園であった。東日本大震災を教訓にしたノウハウが示され、乳幼児の保護者が参加して普段の備えや発生時の対応を学んだ。

 「スマートサバイバープロジェクト」(東京)のかもんまゆさんが講師を務めた。災害時に避難所に設置されるトイレは、成人用で子どもが利用しにくく、支給される防災食も食べられないケースが多いことを説明。「子ども用の簡易トイレを用意し、普段食べる菓子なども備蓄品に加えて」とアドバイスした。

 自宅の防災対策として、家具の点検や地震時の安全な場所の把握を呼び掛けた。災害時の避難は、子どもの体重と荷物の重さを合わせて10キロ以内にすることも推奨した。

 避難所は静かで家族で畳1畳分のスペースしか確保できない実情も示し、「感染症への懸念もあって熊本地震では車中泊する親子が多かった」と述べた。

 生後3カ月の乳児がいる参加者は「普段の外出も大変なので、災害の備えが大事なことを実感できた。普段から防災グッズを持ち運ぶなど勉強になった」と話した。セミナーはココロ保育園の開園記念で開かれた。

このエントリーをはてなブックマークに追加