ソフトバンクグループは18日、英半導体開発大手アーム(ARM)・ホールディングスを約240億ポンド(約3兆3千億円)で買収すると発表した。自動車や家電製品など多くの機器がネットを通じて相互につながる「モノのインターネット(IoT)」を今後の事業の柱に据えており、この分野の核となる半導体技術で高い競争力を持つアームを取り込んで成長を目指す。

 日本企業の海外買収案件としては過去最大になる。IoTは世界の製造業で新事業の開拓が大きく進むとみられる分野で、日本企業の投資が加速しそうだ。

 英国で18日記者会見した孫正義社長は「全てのものがつながっていく。IoTには今後大きなチャンスが出てくる。将来を信じて投資したい」と買収の理由について説明した。9月30日までにアームの全株式を取得して完全子会社化する計画だ。費用は約2兆3千億円の自己資金に加え、みずほ銀行からの1兆円を限度とした借り入れで賄う。【共同】

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