剣道男子団体決勝リーグ・龍谷-敬徳 次鋒戦でコテを奪う龍谷の香田尚也(手前)=佐賀市の諸富文化体育館ハートフル

剣道女子個人 決勝を接戦で制し、チームメートから祝福を受ける三養基の白水みつき(中央)=佐賀市の諸富文化体育館ハートフル

 龍谷と敬徳の一騎打ちとなった剣道男子団体決勝リーグ。龍谷に勝機を引き寄せたのは次鋒・香田尚也の気迫だった。「おれたちの代で必ず全国へ行く」。流れを変える2本勝ちを収め、4年ぶりの優勝の原動力となった。

 2勝同士で並んだ敬徳は、昨年10月の県新人大会、4月の県春季大会などでしのぎを削ってきた好敵手。「やることはやってきた。あとは気持ち」。先鋒が敗れ、香田は闘志をみなぎらせて試合場へ。幸先良く得意のコテで1本を奪うと、相手のメンを受けて引きドウを決めた。

 2-2と接戦になったが、最後は大将・中山遼平が延長戦終了間際、後ろに下がった相手にすかさずメンをくり出し、勝負を決めた。

 全国制覇の経験がある龍谷男子でも勝ち続けることは難しく、過去3年間は優勝から遠ざかっていた。先輩たちと悔し涙をのんできた。「気持ちがつないだ勝利」と宇野舜昨主将。選手たちには歓喜の輪が広がり、頬にはうれし涙が光った。

 【男子】団体1回戦 有田工4-0塩田工、早稲田佐賀2-0鳥栖工、唐津東3-1佐賀工、佐賀学園5-0清和、武雄1-1神埼=代表者戦、佐賀西3-2弘学館、白石4-1唐津工、佐賀北4-0佐賀農、伊万里農林1-1北陵=代表者戦、鹿島4-0多久、伊万里3-0高志館、三養基5-0東明館、唐津西5-0伊万里商、致遠館3-2小城▽同2回戦 龍谷4-1有田工、唐津東5-0早稲田佐賀、佐賀学園4-1武雄、白石5-0佐賀西、佐賀北2-1伊万里農林、伊万里2-1鹿島、三養基3-0唐津西、敬徳4-0致遠館▽同準々決勝 龍谷5-0唐津東、佐賀学園2-1白石、伊万里3-1佐賀北、敬徳1-1三養基=代表者戦

 ▽同決勝リーグ (1)龍谷3勝(2)敬徳2勝1敗(3)伊万里1勝2敗(4)佐賀学園3敗

(龍谷は4年ぶり21度目の優勝)

 【女子】個人 (1)白水みつき(三養基)(2)庄島亜美(白石)(3)安永早希(佐賀商)増崎清来(白石)

■3年生の意地

 20分間に及ぶ剣道女子個人決勝を制した白水みつき(三養基) 団体も個人も優勝するのが目標だった。2年生相手に3年の意地を見せることができた。初の全国に向け、しっかり練習したい。

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