文化庁は19日、文化審議会の特別委員会を25日に開き、2018年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を目指す候補1件を選ぶと発表した。

 選考対象は、北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群(北海道、青森、岩手、秋田)、金を中心とする佐渡鉱山の遺産群(新潟)、百舌鳥・古市古墳群(大阪)、長崎の教会群とキリスト教関連遺産(長崎、熊本)。4件はいずれも地元自治体が推薦への強い意欲を示し、保全体制の強化などに取り組んでいる。

 長崎教会群は今夏にユネスコの審査を受けることを目指していたが、事前に内容の見直しを求められ、推薦を一時撤回。構成資産を絞り込んで再挑戦している。今回も有力視されるが、他の3件も巻き返している。

 候補に選ばれれば、政府が来年2月1日までにユネスコに推薦書を提出。来年秋ごろの諮問機関の現地調査を経て、18年夏の世界遺産委員会で登録の可否を審査する。【共同】

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