縄文時代早期(8千~7400年前)の国内最古級の湿地性貝塚「東名(ひがしみょう)遺跡」について、保存方法や活用の方針を話し合う委員会の初会合が2日、佐賀県佐賀市のエコプラザであった。=写真遺物の保存管理や展示施設の整備を検討していく。

 良好な保存状態の出土品が多量に見つかっている東名遺跡は、昨年10月に国史跡に指定された。

 委員会は考古学や景観学を専門とする学識者6人で構成、委員長に熊本大文学部の小畑弘己教授を選出した。小畑委員長は「東名遺跡は世界でも珍しく価値が高い。広い視野を持って計画を策定していきたい」と述べた。

 委員は佐賀市金立町の現地を視察した。会合では、市の担当者が遺跡の保存状態をチェックする「モニタリング調査」で継続的に観察しているとし、保存状態について「変化はなく安定している」と説明した。

 委員会は、2018年の5月までに全5回を開く。

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