佐賀市営バスは、全国の主要な鉄道・バス会社で使える西日本鉄道の交通系ICカード乗車券「nimoca(ニモカ)」を導入することを決めた。昨年度から本格的に検討し、国や県の補助金を受ける条件や、福岡へ移動する利用者が多いことが選定の決め手になった。市は1億4500万円かけ、2017年3月までの導入を目指す。

 ニモカは端末にかざすだけで運賃を精算できる。バスでは支払い時に小銭を取り出す必要がなくなり、スムーズな乗降が可能となる。西鉄バスのほか昭和バスの一部路線にも導入されている。加盟するコンビニでも利用が可能。

 導入費は、国土交通省の補助制度と県の援助で3分の2を賄い、残りは市が負担する。市営バスは所有する69台全てにICカード機能を搭載し、JR佐賀駅バスセンターと市交通局に発券機を1台ずつ設置する。

 市は17年度中にICカードに定期券の機能を持たせるサービスを始める予定。市交通局の担当者は「カードを利用した乗り継ぎ割引やポイント制の導入など、利用者へより便利なサービスを提供していきたい」と話す。

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