数年ぶりに復活した棚田議連で事務局長を務める古川康衆院議員=東京・永田町の衆院第2議員会館

 何年も休眠状態だった「棚田振興議員連盟」が“復活”した。その立役者になったのが自民党の古川康衆院議員(佐賀2区)と東松浦郡玄海町の岸本英雄町長。東京・永田町の議員会館で1日に開いた総会には超党派の有志議員約30人が参加した。司会進行役を務めた古川氏は「現場を良く知る議連にしよう」と呼び掛けた。

 全国棚田連絡協議会の本年度の会長を務める岸本町長が、古川氏に議連の復活を提案したのがきっかけ。再開した議連には、自民党の今村雅弘復興相や民進党の大串博志政調会長ら県関係議員も名を連ねた。

 総会は衆院予算委員会の合間を縫って昼休みに開いた。古川氏のアイデアで弁当には都内の「棚田」という店からおにぎりを取り寄せ、参加した議員から好評を得ていた。岸本町長も駆け付け、「棚田は日本人の心のふるさと。簡単に減っていっては困る。将来に残すために力を貸してほしい」と訴えた。

 意見交換では棚田の耕作放棄防止に取り組む集落を支援する「中山間地域直接支払制度」を使いやすくする案や、訪日外国人向けの体験型観光や防災面からの必要性を指摘する声が上がった。

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