■水深2メートル最大102デシベル

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画に関し、九州防衛局は3日、昨年11月に実施した米軍機によるデモフライト(試験飛行)時の水中騒音の測定結果を公表した。オスプレイの水中での音圧レベルは最大102デシベルを測定、魚類が音源から遠ざかる反応を示す音圧レベル(140~160デシベル)に満たず「魚類への影響はないと考えられる」と説明している。

 空港の沖合3キロと4キロの2カ所で、水中音マイクを水深2メートルの位置に設けて測定した。沖合4キロ地点では、95~102デシベルを観測した。最大は悪天候時に採用される計器飛行ルートで計測地点付近を飛行した時に102デシベルとなった。3キロの地点は波が船体に当たって生じる雑音が多かったため算出できていない。

 測定地点では、オスプレイが飛行していない時間帯でも船舶の航行音などで100~140デシベルが観測されたという。

 日本水産資源保護協会がまとめた「水中音の魚類に与える影響」では、110~130デシベルが興味がある音であれば魚が音源へ寄ってくる「誘致レベル」、140~160デシベルが驚いて深海にもぐるか音源から遠ざかる反応を示す「威嚇レベル」とされている。

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