食品容器環境美化協会から優良校表彰を受けた脊振中元生徒会の渡邉楓さんと大坪俊介さん=神埼市の脊振中学校

 地域の清掃や環境保全活動に積極的に取り組んだ小中学校を表彰する「環境美化教育優良校」に神埼市の脊振中学校(27人、角田雅弘校長)が選ばれた。20年以上続く脊振山登山行事でのごみ拾いが高く評価され1日、表彰状が伝達された。

 脊振中では1996年から毎年5月ごろ、全校生徒が上る脊振山で「ボランティア・サービス登山」を実施している。生徒は下山時に山道に落ちている空き缶やたばこの吸い殻などを拾って歩く。不法投棄タイヤの撤去にも当たり、市職員の協力も得て昨年は20~30本を回収した。樹木や草花などに詳しいガイドを招いて、山林への学びを深める取り組みも認められた。

 伝達式では賞を主催する食品容器環境美化協会佐賀地方連絡会議の上田卓史・アサヒビール佐賀筑後支店長が表彰状を手渡した。代表して受け取った元生徒会の渡邉楓さん(15)は「ホタルがいる自然を大切にする気持ちが後輩にも伝わっていけばと思う」、大坪俊介さん(15)は「ごみは思っていたより多くてショックだった。自然を壊してほしくない」と話した。

 同協会は飲料容器の散乱防止を進める飲料業界団体で構成し、表彰は今年で17回目。全国から最優秀校4校、優秀校6校、優良校30校が選ばれた。

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