尾崎人形保存会の髙柳さんの手仕事に熱い視線を向ける子どもたち=神埼市の西郷小学校

■児童が制作体験

 神埼市神埼町の尾崎地区に伝わる「尾崎人形」の制作体験が2日、神埼市の西郷小であった。4年生の児童32人が保存会の高柳政廣さん(71)の手ほどきを受けながら、スズメやハト、猿や羊といった鳥や動物たちの小さな人形を手作りした。

 子どもたちは作りたい人形の型を選び、丁寧に粘土を詰めて成形した。丸みのある輪郭に沿って、余分な粘土を串で取り除き、最後は息を吹き込むための穴を開ける工程に挑んだ。それぞれ2体を仕上げ、早速「ホー、ホー」と鳴らしてみせる姿も。教室には懐かしい音色と子どもたちの笑い声が響き渡っていた。人形は乾燥させて焼き、児童は今月下旬に絵付けに挑む。

 實松羽琉君(9)は「まあまあよくできた。高柳先生にもほめられた」と笑顔を見せ、末次莉子さん(10)は「難しかったけど楽しかった。さあ何色で塗ろう」と話していた。

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