鳥栖―大宮 前半17分、鳥栖FW趙東建(中央)がヘディングでゴールを決め、1―0と先制する=埼玉県のNACK5スタジアム大宮

 明治安田生命J1リーグ第14節は4日、埼玉県のNACK5スタジアム大宮などで9試合があり、サガン鳥栖は大宮アルディージャに1-1で引き分けた。通算成績は5勝4分け5敗(勝ち点19)で、順位は二つ後退して12位。

■鳥栖1-1大宮

 鳥栖は後半、大宮に流れを奪われ、前半に挙げた先制点を守り切れず引き分けた。

 序盤は鳥栖のペース。前半17分、MF原川のFKをFW趙東建(チョ・ドンゴン)がタイミングよく頭で合わせて先制した。その後もMF鎌田のドリブル突破などで何度もゴールに迫った。

 後半は大宮が途中出場のMFマテウスにボールを集め、徐々に攻勢を強めた。27分、クロスボールを頭でつながれ、FW江坂に押し込まれて同点に追い付かれた。鳥栖は必死に反撃したが、勝ち越すことはできなかった。

■先制も猛攻防げず

 「取るべきところで取れず、耐えるべきところで耐えられなかった」-。MF原川は淡々と振り返った。鳥栖は最下位・大宮を相手に先制点を守りきることができずに引き分け。リーグ戦の敵地初勝利は、またしてもお預けとなった。

 前半17分の先制点は新戦力コンビが生んだ。「中にはいい選手がそろっている。セットプレーはキッカーの出来が8割」。こう話す原川が上げたFKにFW趙東建が反応。相手DFのマークを外して頭で決めた。原川には4月16日の磐田戦以来のアシストとなった。

 大宮は監督交代後の初陣。前節から選手7人を入れ替え、試合の形勢に応じて柔軟にシステムを変えてきた。「私の経験上、相手選手はこういう時200%の力を出してくる」。フィッカデンティ監督は、大宮の気迫を警戒していたが、勢いを止めきれない結果に。

 「相手のペースに合わせてしまう時間帯があった」とDF吉田。途中出場の大宮MFマテウスにボールが収まる場面が増え、27分に相手ロングスローの攻防から押し込まれてしまった。

 先制しながら、勝ちを収められなかった試合はこれで5試合目。吉田は「チャンスをつくりながら2点目を取れなかた」と反省を口にした。アウェーでは8試合未勝利。原川は「悔しさはみんなにある。一つ一つの精度を、徹底的にこだわらないといけない」と気を奮い立たせた。

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